​診療内容

小児の皮フ

診療の特徴

乳幼児、小児の皮膚トラブル全般に対応いたします。

ご自宅でのスキンケア方法も丁寧に指導いたします。

軟膏の塗り方について「回数」「塗布量」「塗布の期間」を明確にご説明いたします。

水いぼ取りを実施いたします。
(伝染性軟属腫では、内服薬やスキンケア指導も併用します)

赤ちゃんの「でべそ」もご相談ください。

はなももキッズクリニック東日本橋 イメージキャラクター

乳児湿疹

乳児湿疹は、乳児の様々な皮膚トラブルの総称です。

乳児湿疹①.jpg
乳児湿疹②.jpg
治療

正しいスキンケアを続けていくことでほとんどの場合は改善します。
症状が重い場合は、ステロイド外用薬を使用することもあります。
当院では新生児や乳児、こどものスキンケアについて丁寧にご説明いたしますので、お悩みやご不安がありましたらお気軽にご相談ください。

症状

症状の現れ方は、個々によって異なります。

湿疹

赤み

肌荒れ

ニキビ

カサカサ

かゆみ など

はなももキッズクリニック東日本橋 湿疹のできた赤ちゃん

とびひ

とびひは、皮膚の感染症で、虫刺されやあせも、湿疹を掻きこわしてキズができたり、乾燥肌やアトピー性皮膚炎などで皮膚のバリア機能が低下した部位に細菌が感染することで発症します。

アトピー性皮膚炎の患者さんは皮膚のバリア機能が低下しており、とびひにかかりやすいので注意しましょう。

症状

とびひは、水ぶくれができるタイプ(とびひの多くはこのタイプ)と、厚いかさぶたができるタイプがあります。

水ぶくれができるタイプ

  1. 水ぶくれができる

  2. 水ぶくれが破れてただれる

  3. 乾燥して、かさぶたがはがれる

かさぶたができるタイプ

  1. 膿をもった水ぶくれができる

  2. 厚いかさぶたになる

※炎症が強く、リンパ節が腫(は)れたり、発熱やのどの痛みを伴うこともあります。

治療

スキンケアによる保存的治療を中心に、必要があれば抗生物質の内服を行うこともあります。

日頃から爪を短く切り、虫刺されなどを掻いて皮膚を傷つけないように注意しましょう。

ほかの人にうつるのを避けるため、プールやタオルの共用は治癒するまで控えます。

アトピー性皮膚炎

乳児湿疹と思っていてもなかなか良くならない場合には、アトピー性皮膚炎の可能性もふまえて診療を進めます。

症状

慢性的な皮膚のかゆみ・湿疹

皮膚の赤み、ブツブツ、かさぶた

乾燥肌

(アトピー性皮膚炎が続くと)皮膚が硬くなる

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治療

適切なスキンケア指導を行ったうえで、必要なお子さまにはステロイド外用剤を使用した治療を行います。

うまくアトピー性皮膚炎をコントロールし、長期に皮膚のケアをしていくことが大切です。

ステロイド外用剤について

ステロイド外用剤の使用については、ご家族の中には不安に思う方がいらっしゃると思いますが、正しく使用すればとても有効な薬剤であり、副作用を回避し、ぶり返すことなく湿疹をコントロールすることが可能です。

「ステロイドを塗っているけど良くならない」「ステロイドを塗ったら一時的に良くなるけど、やめるとすぐぶり返す」などの話を聞くことがありますが、それはステロイドが効かない訳ではなく、ステロイドの使い方に問題がある場合がほとんどです。当院ではステロイド外用剤の処方時にはご家族が安心して使用できるよう、軟膏塗布の「回数」「塗布量」「塗布の期間」を明確にした診療を心掛けています。

 

水いぼ(伝染性軟属種)

伝染性軟属腫ウイルスというウイルス感染により起こります。

症状

1~5mmまでのつやつやと柔らかくて丸く、中央におへそのような凹みのあるいぼができます。

いぼの中にはおからのようなウィルスと皮膚の成分が入っています。

手のひらと足の裏以外のどこにでもできますが、特にわきの下や陰部など体の柔らかい所によくできます。

かきこわすと別の皮膚にうつっていきます。

治療

水いぼ取り(水いぼの芯をピンセットでつまんで取り出す処置)を行います。

内服薬やスキンケア指導も併用します。

自然治癒する場合もありますが、いぼがどんどん増えてくる場合は受診して治療した方が治癒が早いです。

虫さされ・虫による皮膚炎

炎症や痒みなどの症状が強い場合には、掻き壊してとびひなどを起こすことがありますので、ご相談ください。また、蜂やムカデの場合、じんましん・嘔吐・呼吸困難など重度のアレルギー症状を起こす可能性があります。

「虫刺され」を軽視せず、おかしいと感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。

はなももキッズクリニック東日本橋 虫に刺されるこども
症状

原因になっている虫によって症状が異なります。

蚊:赤い腫れや水疱と強い痒み

蜂やムカデなど:赤い腫れと強い痛み

治療

痒みが強い場合にはステロイド外用薬が有効です。

炎症が強い場合は、抗ヒスタミン薬・ステロイド内服薬を検討します。

重度のアレルギー症状を起こしている場合には、すぐに医療機関を受診してアレルギーを抑える治療が必要です。

おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)

乳児がおむつを装着している部位に生じる皮膚の炎症のことです。

尿や便に含まれているアンモニアや酵素などによる刺激、そしておしりを拭く際に生じる摩擦行為などの刺激も加わることで、おむつが当たる部位に赤いブツブツやただれが発症するようになります。

カンジダ皮膚炎の可能性も考慮して診療いたします。

はなももキッズクリニック東日本橋 おむつをした赤ちゃん
症状

皮膚のかぶれによって、

赤み

痒み

痛み

などを起こします。

悪化すると皮膚がただれてびらんを起こし、出血することもあります。

治療

スキンケアを基本に、軟膏による治療を行います。

カンジダ皮膚炎

カンジダ皮膚炎は便中のカンジタ菌が皮膚に感染することで発症します。

おむつ内が高温多湿な状態が続くことで、カンジダ菌が増殖しやすくなります。

症状

症状はおむつかぶれによく似ています。ブツブツの小さな発疹ができたり、ただれたり、ひどくなると真っ赤に腫れてジュクジュクしたり、かさぶたができたりします。

おむつかぶれはおむつが触れているところだけに症状が現れますが、カンジダ症はおむつが触れていない股の間にまで広がります。

治療

外用の抗真菌薬が有効です。

カンジダ症は見た目が治っていても皮膚の下に潜んでいます。

一見、治ったように見えても、指定された日数は抗真菌薬を塗りましょう。

治療が不十分だと、再発してしまいます。

あせも

汗を大量にかいたあとに、皮膚にブツブツや水ぶくれが現れます。

汗が皮膚の中にたまってしまうことが原因です。

症状

首やお腹、背中などに、水ぶくれやブツブツが現れます。

あせもには、赤い丘疹が生じて痒みや軽い痛みを伴うタイプ、小さな白っぽい水ぶくれができるタイプなどがあります。

汗をかきやすい夏に多いです。

治療

スキンケアで治ることがほとんどです。

なかなかあせもが治らなかったり、あせもを掻き壊したりしてしまった場合は、ステロイド外用剤や抗菌剤を処方することもあります。皮膚に傷を残さないためにも早めの治療が大切です。

手足口病

コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによる感染で起きます。

夏に流行することが多いです。

幼児や小児によく見られる疾患ですが、大人でもかかります。

症状

手のひらや足の裏に小さな水疱や丘疹(ブツブツ)が現れます。

発熱する場合もあります。

口腔内の痛みによって、食欲不振になることもあります。

治療

有効な治療はなく、対処療法しかありません。

特別な治療は行わなくても回復することが多いです。

じんましん

じんましんの7~8割が、原因が分からないじんましんです。

原因が分かるじんましんでは、食べ物、寒さ、圧迫、汗、熱、こすれなどが原因になっていることがあります。

じんましんは、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーの初期症状であることも多く、じんましんを繰り返す場合には正確な診断が必要になります。

症状

じんましんとは、かゆみを伴う一過性に膨らんだ発疹(膨疹)で、様々な形の発疹が出現します。

これらの発疹は数10分~数時間で消退することがほとんどです。

治療

原因が分かる場合には、原因を除去・接触の回避を心掛けます。

原因が分からない場合も、発症後1週間以内に改善することがほとんどです。

痒みが軽度で症状が狭い範囲にとどまっている場合には、冷やすことで改善することもあります。

かゆみが強い場合や全身にじんましんを認める場合などは、抗ヒスタミン内服治療などを検討することがあります。

赤ちゃんのでべそ(臍ヘルニア)

赤ちゃんが生まれた後にへその緒は切られ、へその緒の通り道(臍輪)は自然にふさがっていきます。

しかし、乳幼児は腹筋が未発達なため、臍輪が下がりきらず腸の一部が外にぽこっと出てしまうことがあり、これがでべその原因になります。

 
症状

おへそが、ぽこっと外に膨らむような形になります。

治療

綿球とテープを使って飛び出ている腸を内側に押し込む「圧迫療法」が基本的な治療となります。

圧迫療法は継続的に行うことが大事ですので、1回目は当院にてやり方を実際に見ていただき、2回目以降はご自宅で保護者の方ができるように指導いたします。

圧迫療法は早く治療を始めるほど治癒率が高いため、できるだけ早期に治療を開始することをおすすめします。